2011年7月19日火曜日

Android 4.0の大きな特徴の一つに、マルチコアへの最適化がある

 

最新のAndroid 2.3.4ですら、デュアルコアへの最適化はまだまだ

日本では、GalaxyS2で初めてデュアルコア搭載スマートフォンが出回りましたが、実はOSレベルでは、デュアルコアへの最適化はあまり進んでいません。もちろんデュアルコアの圧倒的な性能によって、パフォーマンスはかなり向上しますが、本来のパワーを活かしきってはいないのです。

逆にタブレット向けのOS Android 3.0系統は、マルチコアへの最適化が進んでいます。現在発売されているタブレット端末は、その殆どがTegra2などのデュアルコアですが、そのパフォーマンスを存分に生かし切っているため、あのようなリッチなUIが動作するのです。

Android4.0の登場で、スマホは初めてマルチコアに最適化される

2011年冬にリリースされる「Android 4.0」によって、タブレットだけでなくスマートフォンもマルチコアの恩恵を最大限に受けられるようになります。

Android 4.0は2.0系統と3.0系統を統合した、次世代のAndroid OSです。タブレットとスマートフォンの間でのプラットフォームの分断がなくなり、両者を隔てる垣根はより低くなるでしょう。

まあAndroid 4.0が登場する頃には、新機種の多くがデュアルコアを搭載しているんでしょうがw